SSブログ

国宝・仁科神明宮 [神社・仏閣]

仁科神明宮は大町市の東方、大峯山から宮本地域に流れ出る神明沢の麓、池田町との境に位置しています。ここは平安時代から戦国時代の天正10年(1582年)に滅亡するまで500年以上にわたって、現在の大町市・北安曇郡・旧南安曇郡の北半を統治していた仁科豪族により建立されたといわれている。
仁科神明宮は平安時代後期に伊勢神宮の内宮領となった仁科御厨の鎮護の社として伊勢から勧請された神社で、天照大神を祀っています。
現在、国宝に指定されている社殿(本殿・御門屋・釣屋)は江戸時代初期の永和2年(1376年)に造営された社殿と考えらる。それまで20年ごとの仁科氏願主による式年造営には全部建て替えられていたが、松本藩になってからは部分修理となったため、社殿の主要部分は当時のものが遺ることとなった。社殿はもちろん伊勢内宮に倣った神明造りです。

神明宮の創建:平安時代後期
国宝の構造:神明造り社殿(本殿・御門屋・釣屋)
        切妻檜皮葺屋根・・檜を1cmくらいの薄さにした板材を均等無数に敷き並べる。
祭神:天照大神
神事:例年春祭りの3月15日に古式作始めの神事、秋祭りの9月15日に神楽が奉納される。

*交通:県道大町明科線を進み池田町の境を過ぎると仁科神明宮の看板があります。
     (周辺に何もない長閑な道なので、看板を見落とさないように注意)
*料金・駐車場:入場料無料、参拝客用の駐車場あります。

Jinja-03.jpg
*参考資料:安曇野大紀行より
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

穂高神社と御船祭り仁科氏と安曇 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。