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安曇野と湧水 [安曇野と産業]

安曇野は北アルプスの山麓に広がる複合扇状地です。
常念岳から流れ出る烏川は南西から北東に、燕岳や有明山に源を発する中房川は北西から南東に向かって運んできた土砂の堆積による広い扇状地の里である。扇状地の特色である川の水は平地に出ると地下に浸透し伏流して地下水となり、扇状地の河川は水無川状態になり扇端部で地下水が湧出る水郷地帯になる。
安曇野の中でも穂高地区は最も低い標高550mぐらいで、この地域の扇端部で湧出る水は日量70万トンともいわれ夏場でも水温が15℃を超えることはなく、環境省の名水百選の一つに選定されている。この湧水を利用して、わさびの栽培・にじます養殖が行なわれています。

「わさびアラカルト」
*わさびは、常に最適水温13℃と清冷さがないと育たない、それより水温が高くとも低くとも病気になったり腐敗してしまう、その点安曇野の湧水はわさび栽培に最も適している。
*安曇野のわさびは他とのちがう特色は茎を主にしたものでなく、芋を主とした高級品のわさびで茎は少なく混ぜた本物の良さを生かしたわさび漬けの味を守っている。
*わさびの花が咲く頃は3月下旬から5月で、大根に似た可憐な白い花が咲きます。この頃は葉や茎花に熱湯をかけて食べもよく、結構オツな味わいがあります。
*写真:わさびの花です

*「四季・安曇野」の歌:こちらから

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